まず路盤を3ミリ厚ベニヤ板で切り出し、高さ90ミリの角材で嵩上げして、
木工用ボンドで固定しました。木橋となる部分は切り落としておきます。
パネルの周りには3ミリベニヤ板で、地形のベースを作っておきます。
線路は篠原の9ミリナロー用フレキシブル線路で、楕円に曲げて路盤に接着し ます。バラストはNゲージ用のものをスプーンなどを利用して撒き、霧吹きで
しめらせた後、ボンド水溶液に中性洗剤を加えたものを撒いて、固着します。
地形はペーパータオルで張りぼてを作り、プラスターを流します。
その後ボンド水溶液と草木灰を混合してどろどろにしたものを塗って仕上げます。石垣は紙粘土を2ミリ位の厚さに塗りつけ、角パイプでプレスして表現しました。岩肌となる部分は、アルミフォイルをしわにして、プラスターを流し込み、固まったら形のよい部分を割って、はったりつなげたりして形作ります。
つなぎ目はティッシュペーパーをちぎってプラスターに浸したものを詰め込んでおきます。その後ドライバーやハブラシなどですじをつけると感じがでます。塗装は墨汁を田宮のアクリル塗料用薄め液で薄めたもの筆で塗ります。何回も重ね塗りして、ニュアンスをつけていきます。その後アクリル塗料の中で茶色系統の色(ダークアース、バフなど)を薄めたものを流してメリハリをつけます。草は各種のパウダーを木工用ボンド水溶液で固着しますが、単色でなく重ねて撒いたり、ブレンドしてから撒きます。灌木はフォリッジクラスターをちぎって接着剤で固着していきます。猫じゃらしや、熱帯魚用のアクアプラントなどを地面に穴をあけボンドで植え込んでいくと細密感が盛り上がります。川はEZウォーターを溶かして流し込みましたが、先に川底の深い部分を緑などで塗っておきます。木橋は竹ひごを墨汁で着色して作りました。