Nゲージ 超小型レイアウト
近年、鉄道模型各社により、極小カーブレールが販売されています。
津川洋行ではプレジオベースA4やプレジオベースhandyが販売され
これらを使用することで、机やPCの横等のスペースを上手に利用し
色々な場所で鉄道模型を楽しむことができるようになりました。

今回、超小型レイアウトを製作されたのは
、約40年ぶりに
鉄道模型を再開された山梨県甲府市の本澤さんの作品です。

はじめに
約40年ぶりに鉄道模型を再開、きっかけは、インターネットにて
紙鉄問屋の「ジョークトラック」を見つけ、それに走行可能な車両を探した所
津川洋行製「7t入替機関車」が最適と思い何十年かぶりに模型屋に行きました。
そこで車両やストラクチャー、さまざまなレイアウト用品を買い揃え製作を開始しました。
完成まで作業時間は延べ10時間になります。

作品
技法は標準的な方法で、発泡スチロールのベースに紙粘土で地形を作り着色し
シーナリーパウダーを水に溶かした木工ボンドで固定しています。
彩色は全てアクリル絵の具で行っています。
設定としては、昭和40年頃のいなか町。春の雨上がりの夕暮れをイメージしています。
手持ちの人形を活用し、未舗装の道を走って泥だらけになったミゼットの運転手や踏切を待つ人
が長靴を履いていたり、郵便ポスト付近の地面も濡れている感じにしてみました。


前面

裏面

ベースの木箱は100円ショップのもので、横13cm、縦9cm、高さ5.5cmです。
中には津川洋行製小型車両を箱ごと2両格納できます。
線路への電源は単4電池2本から、ON・OFFスイッチ経由となっており
速度制御や反対方向への走行は出来ません。(反時計回りの固定方向での走行)


シーナリーは津川洋行製品を中心に使用、交番は色を塗り直し
床面に穴を開けムギ球を入れ、配線を線路と並列接続し列車走行時
に室内灯を点灯するようにしています。

泥まみれのミゼット

踏切に油まみれのキハ二103が接近

農作業の女性
単端式気動車はウェザリングし、油煙で煤けた感じにしてみました。

ホコリ対策として、
100円ショップの工具箱を加工して
レイアウトや車両などをまとめて収納できるようにしています。


レイアウトで使用している樹木は約40年前に購入し
使用されないまま、菓子折りの箱に入れて物置に保管されていた物です。
見つけた時は津川洋行製品であったので驚きました。


気軽に楽しむことができるNゲージ小型レイアウトの製作例はいかがでしたか?
津川洋行では、各種情景素材、レイアウトアクセサリー、極小カーブレールに対応した
小型のDL、蒸気機関車、2軸気動車を販売しています。

また、皆様からの作品投稿をお待ちしています。